睡眠時無呼吸症候群【のどの代表的な疾患】
睡眠時に呼吸が止まる疾患のことですが、のどの空気の通り道がふさがる閉塞型の睡眠時無呼吸症候群が多くを占めます。成人では肥満、お子さんではアデノイドや扁桃肥大が主な原因とされています。
当院では鼻からのどにかけて狭窄している部分がないかを細径の内視鏡で確認し、簡易検査(ご自宅で指や鼻の下にセンサーをつけていただいて手軽に睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べることができます)を受けていただくことが可能です(いずれも保険適応となっております)。より詳しい精密検査、CPAP治療、外科的手術が必要な場合は、専門施設に紹介させていただきます。
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、虚血性心疾患、脳血管障害のリスクにもなりますので、日中に眠気が生じる、熟睡感が得られない、家族に睡眠中の大きないびきや無呼吸を指摘されるなどに当てはまる方は遠慮なくご相談ください。
日本橋浜町耳鼻咽喉科