大人の方も子どもの方もそれぞれに異なる生活背景がある、と私たちは考えています。そして、「1日3回は薬が飲めない」「保育園を休めないので、通院する日が限られている」など、個々に違う患者さんのご事情に対して、私たちがどう応えられるのかを常に考え、患者さんにとってベストな治療・ベストな選択肢を提供したいと考えています。
これからも「患者さんの立場に立ち、患者さんに寄り添った医療」を徹底して行ってまいります。
科学的根拠に基づいた質の高い耳鼻咽喉科診療を安全に行うことを第一に考え、内視鏡や顕微鏡といった最新の機器を用いた正確・迅速な診断、丁寧でわかりやすい説明を心がけています。 耳鼻咽喉科は、感覚器を扱う診療科です。耳鼻咽喉科の疾患が直接命に関わることは多くありませんが、ちょっとした症状でも日常生活に支障をきたします。皆様が不快な症状に悩まされることなく快適な日常生活を過ごしていただくためのお手伝いをさせていただくことが、感覚器のエキスパートである私達の仕事です。
常に思いやりの気持ちを忘れず、小さなお子さんから高齢者の方まで安心して受診できる温かい雰囲気づくりを心がけています。しっかり治すことが最優先ではありますが、「1日3回薬が飲めない」「通院できる日や時間が限られている」など、お一人おひとりの異なるニーズを考慮した治療を提案します。 病院に限ったことではありませんが、誰でも長時間待たされるのは嫌なものです。当院では時間予約を採用し、予約なしで受診された方を含めて可能な限り院内での待ち時間を減らし、貴重な時間の有効利用や院内感染予防に配慮しています。
徹底した衛生管理と清潔感を特に大切にしています。質の高い医療や、温かく思いやりのある医療の実現には「クリーン」であることが不可欠と考えています。3S(整理・整頓・清掃)を徹底して、心地よい空間づくりにつとめています。 また「クリーン」には、道徳的に公正な医療を提供する、という意味も込められています。世間で認められていないような奇をてらった医療を当院で行うことは決してありません。抗菌薬やステロイドの乱用には特に注意しています。
当院は日本橋浜町郵便局(1・2階)の上にあります。中央区江戸バス北循環の「浜町三丁目」バス停が目の前にあります。
エレベーターでクリニックがある3階まで上がることができますので、ベビーカーや車椅子をご利用の方も安心して受診していただけます。
大きな窓から光がたっぷり入る開放感のある待合室です。明るい木目調と白色の内装で、ナチュラルであたたかい空間にデザインをしています。
お子さんが靴を脱いで上がれるスペースです。壁紙には樹木のデザインを施しました。お子さんが飽きないように絵本やおもちゃを用意しています。
通常の処置ユニットの他に、細径のビデオ鼻咽喉スコープ、鼻手術用硬性内視鏡、手術用双眼顕微鏡、電子耳鏡、赤外線CCDカメラ、電気凝固装置(鼻出血を止血する際に使用します)を備えています。画像ファイリングシステムを用いて、患部を実際にご覧いただけるようにしています。
インフルエンザ流行期の隔離目的などに使用します。
被曝量が非常に少なく身体に優しいCTで、鼻副鼻腔疾患をより的確に診断することができます。
血液検査や点滴治療を行う際に使用します。
遮音効果のある個室で正確に聴力検査を行うように心がけています。通常の純音聴力検査の他に、ティンパンノメトリー、語音聴力検査、閾値上聴力検査、自記オージオメトリーといった検査を必要に応じて行っています。
アレルギー性鼻炎・花粉症に対するCO2レーザー治療を行っています。鼻粘膜をレーザー照射によって変性させ、鼻づまりなどの症状を抑える治療法です。
はなやのどの炎症を抑える薬剤を吸入していただく場所ですが、プライバシーを配慮したパーテーション、嗅覚のリハビリにも繋がる超音波アロマディフュザー、動画をご覧いただけるタブレット端末を設置しています。
小さなお子さんやご高齢の方にも快適に使っていただけるように、十分な広さを確保して、おむつ交換台と手すりを設置しています。
皆様こんにちは。「日本橋浜町耳鼻咽喉科」院長の許 芳行(きょ よしゆき)です。当院は2017年5月に開院してまだ間もないですが、中央区・江東区を中心に、小さなお子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層の方に来院していただいています。
私が耳鼻咽喉科の医師になったきっかけは、みみやはなといった感覚器官に興味があったこともありますが、年齢や性別にとらわれることなく、自ら診断して自ら治療する(内科的にも外科的にも)ことができる点に大きな魅力を感じたからです。せっかく医師になるからには手術やがん治療、また基礎研究の世界も経験してみたいという思いもありました。
当院を開院する前は、16年間にわたり大学病院を中心に耳鼻咽喉科の診療・研究・教育に携わってきました。耳鼻咽喉科専門医として様々な疾患の治療を経験させていただきましたが、その中でも私が専門とする鼻副鼻腔疾患に関しては数多くの手術を執刀し、また2年間海外で生活をしながら基礎研究に従事するという貴重な機会も得ることができました。
耳鼻咽喉科の疾患は、ちょっとした症状でも日常生活に支障をきたすことが多いのが特徴で、学業や仕事で本来持っている力を発揮できない要因になっていることも少なくありません。今までの経験を踏まえて、一人ひとりの患者さんに日頃から気軽に相談していただける存在として、お子さん達の健全な育成や大人の方の生活の質(QOL)の向上に微力ながら貢献したいという思いで、当院を開院しました。
当院を開院して、患者さんやご家族の事情や生活背景はお一人おひとり違うこと、そして皆様の異なるニーズを十分に考慮した上で柔軟に対応をする必要性を今までにも増して感じるようになりました。固定観念にとらわれることなく、常にお一人おひとりにとってベストな治療の選択肢を提案したいと考えています。
院内は白色や木目調をベースにして、温かみのある明るい雰囲気にしています。お子さん達に診察前に少しでもリラックスしてもらえればという思いから、キッズスペース(現在休止中)を設置しています。また、身体が不自由な方でも車椅子のまま診察室に入っていただけます。院内感染予防の観点からも、動線や多目的室の設置など、十分に配慮しています。皆様安心して来院いただければ幸いです。
―医者になられたきっかけを教えてください。
父が医者で、叔父も医療関係者という環境で育ち、中学生の頃には「社会に貢献できる存在でありたい」と考えていました。そして、高校生から本格的に医師を目指すようになり、医学部へ入学しました。
―耳鼻科を診療科目に選んだきっかけは何ですか?
もともと耳や鼻といった感覚器官に興味があったこと、それから耳鼻科に可能性の大きさを感じたことですね。
内科や外科の診療科目は、受け持った患者さんを最後まで診られない場合もあります。しかし、耳鼻科は、内科的にも外科的にも治療が可能で完結できる。その点に大きな魅力を感じました。また、小さなお子さんからご高齢の方まで、年齢にとらわれずに治療ができるのも耳鼻科の特徴だと思っています。
昭和大学医学部卒業後は、同大学の耳鼻咽喉科へ。私の師匠が副鼻腔炎の専門家だったので、私の専門も副鼻腔炎となりましたね。
―患者さんを診療するうえで気を付けていらっしゃることは何ですか?
患者さんの抱えていらっしゃる事情や生活背景は、一人ひとり違います。それを考慮したうえで、常にその方にとってベストな治療の選択肢を提案したい、と思っています。 耳鼻科関係の症状は、ちょっとしたことでも日常のパフォーマンスが下がってしまいますよね。当院の患者さんにはそういった不快な症状に悩まされることなく、快適に日常生活を送ってほしいと思っています。
当院の患者さんの半数くらいがお子さんで、3割くらいは保育園未満の乳幼児です。そのため、 お薬ひとつとっても、「1日3回もお薬を子どもに飲ませられない」など、ご両親の事情も踏まえたうえで治療をしていますね。
当院の患者さんは、近隣に住んでいる方だけでなく、このあたりに通勤されている方や江東区などからもご来院されています。そのため、お待たせしないよう待ち時間にも配慮していますね。
―クリニックのこだわりと、こだわった理由も教えてください。
院内は薄い茶色と白で、温かみのある明るい雰囲気にしています。また、「お子さんたちに、診療前に少しでもリラックスしていただきたい」という思いから、キッズスペースを作りました。
院内の動線も意識して、待合室、診察室、処置室を一方向にする「回遊式」にしました。患者さんがぶつからないようにしているのは、院内感染を防ぐためです。また、隔離スペースを設け、おむつ台を設置したトイレは清潔さを重視しました。
耳鼻科は見えないところに処置を行うので、中には泣いてしまうお子さんもいます。少しでもリラックスして診察を受けていただき、笑顔で帰っていただけるよう頑張っています!
―今後どのような医者を目指されていますか?
「これまで学んできたことを患者さんに還元したい」という思いで診療しています。治療でも知識でも、持っているものはすべて患者さんのために使いたいですし、クリニックレベルで完結できる部分はしたいと思っています。特に専門分野である「鼻」に関しての治療は、これからも高度なレベルで継続していきたいです。
もうひとつは、一人ひとりの患者さんが気軽に相談できる医師になることです。当院の患者さんはお子さんや働き盛りの方が多いので、日常のパフォーマンスを下げないよう快適な毎日のサポートをしていきたいですね。
浜町駅A2出口を出て直進します。
浜町公園前交差点を左に曲がって清洲橋通りに入ります。
浜町中ノ橋交差点を渡ってさらに直進します。
1つ目の信号を左に曲がります。
日本橋浜町郵便局が見えます。当院は同じビルの3Fにあります。
水天宮前駅5番出口を出て新大橋通りを直進します。
浜町中の橋バス停が見えます。さらに直進します。
浜町中ノ橋交差点を渡って右に曲がります。
T-CAT北口を出て歩行者通路に沿って進みます。
横断歩道を渡って有馬小学校の横を直進します。
1つ目の信号を右に曲がります。
清洲橋通りを越えてさらに直進します。
休診日:木曜・日曜・祝日 ☆土曜日:9:00~13:00 ※受付時間は、午前診療12:15まで(土曜日12:45まで)午後診療18:00までとなります。