副鼻腔の慢性炎症で、8〜12週間以上症状が持続するものをいいます。細菌感染、鼻・副鼻腔の形態や機能の異常など、様々な要因が複合して発症します。内視鏡やCTで慢性副鼻腔炎と診断された場合は、まず内服治療と鼻処置・ネブライザーなどの局所療法を行います。 内服治療はマクロライド療法(14員環マクロライド系抗菌薬を常用量の半量で2〜3か月間内服します)が中心になりますが、症状の改善が乏しい場合は内視鏡下鼻副鼻腔手術を受けられることをおすすめしています。
日本橋浜町耳鼻咽喉科