加齢以外に明らかな原因がない難聴です。多くは左右対称に高い音から聞こえにくくなります。純音聴力検査や語音聴力検査(言葉の聞き取りを調べる検査)を行い、中等度以上の難聴を認める場合は、補聴器の使用をおすすめしています。近年の研究では、補聴器を使用することで認知機能や抑うつ機能の改善が得られることが示されています。 2018年度から補聴器購入にあたり、医療費控除を受けていただくことが可能になりました。医療費控除を受けるためには、まず補聴器相談医を受診し、必要な問診・検査を受けていただかなくてはなりません。先に補聴器を購入された後に受診された場合は控除の対象になりませんので、くれぐれもご注意ください。 難聴で補聴器を装用した方が良いと思われる場合は、補聴器相談医・補聴器適合判定医として責任を持って補聴器外来がある連携病院や信頼できる認定補聴器専門店を紹介させていただきますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
日本橋浜町耳鼻咽喉科