レーザー治療についてLASER SURGERY

レーザー治療とは

レーザー治療とは

当院では、アレルギー性鼻炎・花粉症に対するCO2レーザー治療を行っております。鼻手術用内視鏡で鼻の中を見ながら、鼻粘膜をレーザー照射によって変性させ、アレルギー反応を起こしにくくすることで、鼻づまりなどの症状を抑える治療法です。

CO2レーザー治療は短時間で済む上、術中・術後の出血が少なく、外来日帰り手術が可能です。

以下のような方におすすめです

  • 重症のアレルギー性鼻炎で、薬による治療に抵抗する方
  • 忙しくて時間的に定期通院が難しい学生や社会人の方
  • 妊娠・出産や学業、職業上の理由で長期服用を希望しない方
  • 内服薬で眠気などの副作用が出やすい方
  • 保護者の方がお子さんに長期服用を避けさせたい場合 など
※個人差はあるものの、小学校中学年以上から可能です。
※鼻中隔弯曲症など鼻の形態に高度な異常がある方、以前レーザー治療を行ったものの効果が乏しかった方には、鼻中隔矯正術、下鼻甲介手術、後鼻神経切断術をおすすめしています。
特徴

レーザー治療は、レーザーを短時間照射することで、鼻づまりや鼻水の改善に効果が期待できます。身体に大きな負担をかけることなく治療が可能であること、小学生4~5年生くらいから受けられる安全性の高い治療であることが、特徴として挙げられます。

治療にあたって

  • レーザー治療を希望される場合は、診察時に直接院長にご相談ください。
  • 鼻の形態によっては効果が期待できない場合がありますので、電話での予約受付は行っておりません。
  • 平日17時以降と土曜日はレーザー治療を行うことができません。
  • スギ花粉症の場合であれば、10月~12月ごろまでがレーザー治療に最も適した時期です。一時的に鼻症状が悪化するため、花粉飛散期である2月から5月まではレーザー治療を行うことができません。
  • 気管支喘息を合併されている場合は、レーザーを照射したときに発生する煙で発作を起こすことがあるので注意が必要です。あらかじめご相談いただければ幸いです 。

治療当日の流れ

① 痛みを抑える麻酔薬と鼻粘膜の腫れや出血を抑える薬が入ったガーゼを鼻の中に入れて表面麻酔を行います(20〜30分)。
治療当日の流れ

② 当院では鼻手術用内視鏡で鼻の中を見ながら、レーザーを鼻(下鼻甲介)粘膜に照射します(両側で10分程度)。肉眼よりも内視鏡を使用した方がより見えにくい部分も安全かつ確実に照射することができます。

③ 治療終了後15〜20分程度経過を観察して、出血などがなければ帰宅とします。術後のパッキングは行いません。

治療後の注意事項

一時的に鼻づまり・鼻みずの悪化、かさぶたがついたり、軽い出血や痛みを生じることがありますが、基本的に重篤な合併症を生じることはありません。術後2〜3日は長風呂や飲酒、激しい運動を避けていただく必要があります。

治療の効果について

花粉症に対するレーザー治療の効果は、花粉飛散量に左右されるため正確な評価は難しいのですが、7割程度とされています。通年性アレルギー性鼻炎に対する効果の検討では、6か月後に7割程度、5年後に4割程度、効果が持続したとの報告があります。

以前のレーザー治療が有効だったものの再燃している場合は、再照射によって同様の効果を期待できますが、効果が乏しかった場合は他の治療(手術)を提案させていただいています。